トレイルライフ | No Trail No Life

アウトドア、トレッキング、マウンテンバイク、オフロードトレイル、林道、用品の使用などの記録(ただいま南カリフォルニア編)

トレイルのルール・エチケットについて

トレイル関連のブログを開設するにあたり、いろいろと調べていたら、日本の登山道や林道で、トレイルランニング、マウンテンバイク、オフロードバイクなどの迷惑等々の議論が結構あるのが分かりました。GOUDAA自身、トレッキングも、マウンテンバイクも、オフロードバイク、オフロードドライブも楽しむ身としては、複雑な心境です。

 

日本の登山道が狭いからトラブルも多いんじゃないか、という意見が見受けられました。ではカリフォルニアはどうかというと、トレイルのそこら中に注意看板があるところをみると、今まで問題が無かったわけではないんだろうと思われます。そんな中で、どのようにトレイルのすみわけやルールを規定・告知をしているのか、今まで通ってきたトレイルの看板の写真を集めてみました。

 

  • どのような利用方法が可能か明確化している。

オレンジカウンティでは、トレイルの入り口に下記のような看板で、どのような利用が可能か書いてあることがあります。

左側の看板にはここは保護区であること、マウンテンライオン・ガラガラヘビ・毒のある昆虫や植物等々で危険が潜んでいることに注意すること、そして指定のトレイルを歩くこと、と書いてあります。また、右側の看板(自転車のサドルで見えにくくなってすいません)には、このトレイルは自転車と歩行者が利用可能で、乗馬と犬の散歩は禁止、および禁煙と表示されています。道幅とか自然環境などて、利用制限を決めているのでしょうか?

 

カリフォルニア トレイル マウンテンバイク ルール 看板 公園

 

そして、未舗装路、林道が多いBig Bear Mountain (San Bernardino County)では、このような標識もあります。「ハイカーと乗馬のみ利用可能で、自転車、モーターバイク、ATV、自動車は利用不可」という標識です。

カリフォルニア トレイル ルール

 

  • 複数の利用が可能な場合は、優先順位を明確化している。 

歩行、自転車、乗馬の複数利用ができるトレイルには、所々、下記ような看板があります。Yield toというのは「譲れ」ということなので、「歩行者は乗馬に譲れ、自転車は歩行者と乗馬の両方に譲れ」というルールになります。

カリフォルニア トレイル マウンテンバイク ルール 看板 公園

 

  • それぞれの利用方法で、細かいルールを設定している。

下記のように細かいルールを記載している看板もあります。細かくて見えないかもしれませんが抜粋すると、「物販をするときは許可が必要」、「スケートボードは禁止」、「ペットを連れているときは182cm未満のリードで常時繋いでいること」、「18歳未満は自転車に乗るときは必ずヘルメットをかぶること」、「未許可の自動車は通行禁止」、「火器、武器、BB銃、スリングショット、花火は禁止」などなど規定されています。

カリフォルニア トレイル マウンテンバイク ルール 看板 公園

 

さらには、オートバイ、自動車が入れる林道は、このような看板を見ることがあります。駐車している車はForest Adventure Passを掲示すること。Forest Adventure Passとは、公園内に入場したり、車を止める際に掲示する有料の許可証です。右の小さな看板は、「公道を走れる車・バイクのみ通行可能」と書いてあります。

カリフォルニア トレイル マウンテンバイク ルール 看板 林道

 

また、トレイルとは違うかもしれませんが、オフロード・Off Highway Vehicle (OHV)の専用エリアもルールがあり、入場にあたり登録が必要な場所もあったりします。このようなエリアも車やバイクのマフラーに規制があるようで、適合していないと走れません。(基準を満たしたSpark Arrestorが必要など)下記は有人の有料OHVエリアの入場ゲート。

カリフォルニア トレイル マウンテンバイク ルール 看板 オフロード

 

そして下記はOHVが走れるトレイルのルールが記載された案内板です。

カリフォルニア トレイル マウンテンバイク ルール 看板 林道

 

  • トレイルを利用する上でのエチケット

 そして、ルールの他にエチケットもあります。南カリフォルニアのオレンジカウンティが管理するOC Parksでは、ホームページにマウンテンバイクエチケット(Mountain Bike Trail Etiquette)や乗馬エチケット(Equestrain Trail Etiquette)が記載されています。かいつまんで掲載すると

  • 通行禁止(クローズしている)のトレイルには進まないこと
  • ショートカットはしないこと(環境へのインパクトを最小限に留める)
  • すれ違い時に挨拶すること。(自分側に仲間の後続車があるときは伝える)
  • 跡を残さないこと(既存のトレイルのみ通行すること。持ってきたもの(ゴミに限らず)は必ず持ち帰ること。)
  • マウンテンバイクは常に最劣位(全てに譲る)。また、登ってくる者(車)が優先。

(OC Parksホームページより抜粋和訳)

 

実際、トレイルでグループの対向車が来たとき、対向車の先頭の人が「あと〇台が後からくるよ!!」と叫んでくれる人が多いと感じます。また、マウンテンバイクで坂を登っているときに休憩ついでに下ってくる人に道を譲ったら、「そっちが優先なのに、ありがとう」とも言われたこともあります。

 

長くなりましたが、以上のようにそれぞれのトレイルにはルールが決められており、またエチケットというものも奨励されています。これらの両方を守り、自然環境へのインパクトを出来る限りおさえ、皆が安全にトレイルを楽しめるようにしたいですね。

 

雑文を失礼しました。