トレイルライフ | No Trail No Life

アウトドア、トレッキング、マウンテンバイク、オフロードトレイル、林道、用品の使用などの記録(ただいま南カリフォルニア編)

足つき改善!!アンコ抜き in America

KLX250のアンコ抜きをアメリカで行います。最近、アメリカでは日本のアニメの影響なのか、妙なカタカナ日本語のTシャツやステッカーを車に貼っている人を多々見かけますが、アンコヌキという言葉も流行る可能性ありです(笑)。

アンコ抜きってなんだ?という方に、単刀直入に言うと、オートバイのシートの厚みを削るか何かして薄くするという作業です。その目的は足つきを良くすることだったり、カッチョ良くすることだったり、私が若かりし頃、知人が旧車に乗っているときにそんな話題が出たことがあり、懐かしいな~という思いがします。

 

たいして作業はしません。アイダホにある工場にシートの土台を送って張り替えてもらう、だけのことです。

 

アンコ抜きを決心した背景

まだ私はアクセルターンが上達していないので、狭いトレイルでアクセルターンすると、そのまま谷に墜落してしまう可能性がほぼ90%近くあります。

 

そしてヨチヨチとガレ場の足場が良くない中で方向転換すると、これまたほぼ90%の確率で立ちゴケをして、岩場&坂道でのバイクの起こしにくさに辟易をしていました。基本一人でトレイルを走るので、炎天下の砂漠のなかで一人でヒーヒー起こしてました。

 

バイクを選ぶときに、一番の懸念がシート高でしたが、やはりKLX250のシート高はオフロード・シロウト(身長171cm)には高すぎたようです。現状オフロードブーツで両足つま先立ち。若かりし頃にセロー225やRM80に少し乗ったときは、こんな怖さがなかったのになー、やっぱりシート高を調整してみるか、という結論に至りました。

 

同クラスのバイクのシート高の比較

参考までに日本メーカーのDual Sports 250cc 2018年アメリカ販売モデルのシート高。(高い順)

  • WR250 : 36.6 inches (約93cm)
  • KLX250 : 35.0 inches(約89cm)
  • CRF250L : 34.4 iches(約87.4cm)
  • XT250(セロー) : 31.9 inches(81cm)

 

シート高の調整方法

シート高を調整するために下記の方法を検討しました。

 

  1. シートのアンコ抜き
  2. Rear Suspension Lowering Link

 

2番はリアサスペンションをつなぐ部品を変えて、車体を低くしてしまおうというもの。シャコタン(懐かしい響き)のようにサスのスプリングを切る方法とは違うんですね。これは手間もかかり、走行にどんな影響が出るか未知数なので、まずは1番のアンコ抜きをして様子をみることにしました。

 

アンコ抜き作業開始

さて前置きはこのくらいにして、早速アンコ抜き開始。

シートを低くしてくれる業者さん「Seat Concept」(アイダホ州)を見つけました。KLX250のシートは1インチ(2.54cm)ほど低く(薄く)できるようです。となるとKLXのシート高は約86.4cmになります。セローほど低くはなりませんが、まあ物は試しです。

 

早速、取り掛かります。(この方法が正しいかどうかは不明ですので、手順・方法・業者に関する情報に一切の保証はしかねますので、ご了承ください)

 

まずはマイナスドライバーをつかって裏側のでかいホチキスみたいなやつを取っていき、既存のシート・カバーをはがします。アンコの中身が出てきましたね。

KLX250 アンコ 足つき シート

 

 

横から見るとこのような厚さです。

KLX250 アンコ 足つき シート

 

このアンコをベリベリと外すと土台が取れます。そしてこの土台の部分をクッション材(プチプチするやつ)に巻いて、段ボールに入れて郵送しました。

KLX250 アンコ 足つき シート

 

前述した通り、今回お願いした業者さんは「Seat Concept」というアイダホ州にある業者さんです。

換えのアンコとシートカバーを取り寄せて、自分で張替え作業することもできるのですが、でかいホチキスみたいな工具をもっていないことと、もし失敗してカバーがシワシワになったら嫌なので、この土台を送って向こうで作業をしてもらうことにしました。別途有料ですが失敗するより良いかと判断しました。

 

待つこと3週間で完成品が到着。(カリフォルニアからアイダホなので片道4~5日の配送期間くらいと思います。作業期間は10日くらいですかね)思ったより早かったです。

KLX250 アンコ 足つき シート

 

いよいよ開けてみます。おー、できてる。

KLX250 アンコ 足つき シート

 

裏面です。巨大ホチキスみたいのでバッチリ止められています。

KLX250 アンコ 足つき シート

 

うーん、横から見ると確かに薄くなったような気がします。1インチ下がると、足つきはどう変わるんでしょうかね?

KLX250 アンコ 足つき シート


後ろ部分が少し幅も広くなったのかな?

KLX250 アンコ 足つき シート

 

 

アンコ抜き前、アンコ抜き後

早速、付けてみました。横から見ていかがでしょうか?何となく薄くなりましたね。

 

アンコ抜き前

KLX250 アンコ 足つき シート

 

アンコ抜き後

KLX250 アンコ 足つき シート

 

シートにKawasakiの文字がなくなってしまったのが少し寂しい。

 

乗ってみた感想は確かに低くなった実感があります。少しお尻をずらせば、片足がベタっと地面に着くようになりました。小さい安心感ですが、トレイルで立ちごけしそうな時に踏ん張れるようになりました。

 

乗り心地は、やはり少し硬くなったかもしれませんが、トレイルでは立って乗っていることも多いので、長距離を走らない限り気にならないかもしれません。

 

しかし難点が・・・。タンクとの隙間が空いてしまい、パカパカしてます。これがエンジンの回転に合わせてビリビリ言う時があります。しかし何か緩衝材を入れれば済む話です。

KLX250 アンコ 足つき シート

 

価格(送料いろいろ含め日本円で3万円位)と見合う価値があるかと言ったら、、、どうでしょうか・・・。

 

その後の感想

アンコ抜きしてから以前のように林道で踏ん張れずに立ちゴケすることは減りました。なんとなく楽になった気がします。しかしケツと尾てい骨が少し痛いかも。

 

今回は以上です。